【東京モーターサイクルショー08】小池百合子元防衛相、ライダーの前に立つ

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【東京モーターサイクルショー08】小池百合子元防衛相、ライダーの前に立つ
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東京モーターサイクルショーの会場に29日、小池百合子元防衛相が来場した。屋内会場のステージイベントに参加し、ライダーの訴えに耳を傾けた。

阪神・淡路大震災の復興支援にバイクで被災地を飛び回った小池氏は、最近、オートバイ専門誌『ミスターバイク』の表紙を飾った。環境面からもオートバイに理解を示す政治家の一人だ。

小池氏は「オートバイの環境を改善するためには、国も地方も全体で取り組まなければならない。縦横斜めあらゆる面からオートバイ環境にスポットを当てないとユーザーがもう乗るのをやめてしまおうということにもなる」と、施策の不備がオートバイユーザー減少に影響を与えていることを認めた。

また、バイク駐車場の不足を訴えるライダーに小池氏は、「最近のガソリン税の議論の中で、国交省の関連団体がガラガラの駐車場を作ったという話があったが、そんな人たちには四輪車の考えはあっても、駐車場が不足する二輪車には考えが及ばなかったのだろう。この使い途についてはガソリン税の議論がいい契機になると思う」と、オートバイの駐車場問題を考える時期に来ていることも示した。

小池氏がステージに立ったのは20分ほどだったが、最後に「世界的な二輪車の生産国で、二輪車に乗る人が誇らしげに走っていただけるように、ここで聞いたことを国政に持って帰りたい」とまとめた。

政治家がモーターサイクルショーのステージに立つのは、極めて珍しい。

《中島みなみ》

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