【新聞ウォッチ】デンソーで社長交代、生え抜き加藤専務昇格

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年4月17日付

●「道路」一般財源化、強まる対決ムード、あすから与野党協議(読売・4面)

●ビクター国内TV撤退、「名門」資金力及ばず 技術志向続く撤退(朝日・11面)

●自動車重量税も安く? きょうの車検、更新車から 月末で暫定税率失効なら(毎日・1面)

●ビートル10周年キャラバン押切さんデザイン車も(東京・8面)

●妊婦もシートベルトを 正しい着用事故時に効果(東京・10面)

●トヨタ営業益2割減へ、今期 円高・米景気減速が響く(日経・1面)

●日野自、米工場を閉鎖、2拠点に集約、日本メーカーで初(日経・1面)

●デンソー社長に加藤宣明氏昇格、深谷社長は副会長(日経・1面)

●旭硝子、北米生産3割減、建築用、3拠点で設備停止(日経・9面)

●コマツ、中国に新工場、新車売上高、今年度にも日中逆転(日経・11面)

●バイオガソリン販売拡大へ、石連と環境省大阪対決へ(日経・11面)

●大卒初任給を6500円引き上げ、ブリヂストン(日経・13面)

ひとくちコメント

来週から本格化する08年3月期決算発表を控え、企業のトップ交代の動きが活発化している。トヨタグループのデンソーは加藤宣明専務が社長に昇格する人事を固めた、ときょうの日経が報じている。

6月末に開く株主総会後の取締役会で正式決定するが、深谷紘一社長は副会長に就任、トヨタ自動車出身の斎藤明彦会長は留任する見通しだという。03年に社長に就任した深谷氏は「デンソーを売上高約4兆円、世界有数の自動車部品メーカーに育て利益を約2倍に増やした」(日経)。59歳の加藤氏は慶大卒後、デンソーに入社した生え抜きでカーエアコンの企画部門や企画畑が長く海外現地法人のトップも務め、07年から専務に就任している。

円高、原油高に株安など経営環境が激変しており、人心一新で苦境を乗り切る企業も多い。自動車業界ではすでに内定している日野自動車のほか、ホンダの福井威夫社長らの去就も注目だ。

《福田俊之》

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