鉄鋼生産量、粗鋼と熱間圧延鋼材が過去最高…07年度

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日本鉄鋼連盟が発表した2007年度の銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産はすべて前年度を上回り、特に粗鋼と熱間圧延鋼材生産はともに過去最高を記録した。

銑鉄生産は8786万700トンと前年度比3.5%上回り、2002年度以来、6年連続で増加し、生産量も過去4番目の高水準だった。

粗鋼生産は1億2151万600トンと、同3.2%増となり、2000年度以降、8年連続して1億トン台に乗せ、これまでの最高だった1973年度の1億2001万700トンを抜いて過去最高となった。

炉別生産では、転炉鋼が9054万800トン、同4.2%増、電炉鋼が3096万800トン、同0.5%増となり、粗鋼合計に占める電炉鋼比率は25.5%と前年度を0.7ポイント下回った。

鋼種別では普通鋼が9510万500トン、同3.5%増、特殊鋼が2641万100トン、同2.2%増だった。特殊鋼生産は、6年連続で過去最高を更新した。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は1億920万500トンで、同3.1%増となり、5年連続で1億トン台に乗せ、過去最高だった1990年度の1億624万100トンを抜いて過去最高となった。

鋼種別では、普通鋼が8746万900トン、同3.3%増で過去4番目の水準だった。特殊鋼は2173万600トン、同2.1%増となり、過去最高だった2006年度の2128万900トンを抜いて過去最高となった。

品種別にみると、広幅帯鋼と亜鉛めっき鋼板が過去最高だった。

《レスポンス編集部》

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