【スーパーアグリF1撤退】迷走、時間切れ、最悪の結末

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【スーパーアグリF1撤退】迷走、時間切れ、最悪の結末
【スーパーアグリF1撤退】迷走、時間切れ、最悪の結末 全 3 枚 拡大写真
迷走の果てに待っていたのは、最悪の結末だった。2008年5月6日、日本時間午後4時。会見場に現れた亜久里代表は、プレスリリースの自分自身のコメントを読むかたちで、SAF1の“消滅”を発表した。

昨年、チームのパートナーとして参画したはずのSSユナイテッド・グループがその契約を履行しなかったことを端緒とする、SAF1の財政問題。今季開幕時にはマグマ・グループという新たなパートナー候補が浮上したものの、第4戦スペインGPを前に破談。欠場が噂された同レースにはなんとか参戦し、その後はヴァイグルという提携候補の名前が表面化するなど、好転の兆しも感じられてはいた。

「マグマとの交渉が、スペインGPの直前に『もう話をできなくなった』という5行くらいの手紙で突然ダメになった。その後、1週間やそこらでヴァイグルとの細かい条件面を詰めることはできなかった、ということです。トルコGPに間に合わない。タイムオーバーになってしまった」ために、『撤退することを決定した』のだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る