【新聞ウォッチ】「潮目が変わった」、今夏ボーナスも伸び率鈍化

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年5月12日付

●地方有料道路6割赤字 交通量予測割れ76%(朝日・1面)

●次世代ハイブリッド車電池、三洋・VW共同開発へ(毎日・2面)

●中嶋選手、衝突でリタイヤF1トルコ・グランプリ(毎日・16面)

●フェラーリ大破、運転の男重体 静岡(産経・28面)

●社説:トヨタ決算、日本企業に試練の場(東京・5面)

●夏のボーナス横ばい03年以降伸び率最低(日経・1面)

●トヨタ、イスラム債発行、資金調達を多様化(日経・1面)

ひとくちコメント

GWが終わるとサラリーマンにとって次の楽しみは夏のボーナス。ところが今夏は余り期待が持てないようだ。

日経新聞がまとめた2008年賃金動向調査結果によると、07年夏に比べた伸び率は0.19%増とほぼ横ばい。03年以降で最低の伸び率となり、非製造業の支給額は2年ぶりに前年比マイナスという。賃上げ率も1.83%の小幅増にとどまった模様。

日経では「09年3月期の上場企業の業績が減益になる可能性が高まる中、賃金抑制の傾向が鮮明になってきた」と分析している。先週はトヨタ自動車が決算を発表したが、09年3月期連結決算は、3割の大幅な減益になると予想.。もっとも、今夏のボーナスに影響を及ぼす08年3月期は過去最高を更新した。渡辺捷昭社長の「潮目が変わった」発言は、賃金抑制を先取りした牽制球とも受け止められる。

《福田俊之》

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