フォード、ミッドサイズピックアップを大型化…生産合理化

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フォード、ミッドサイズピックアップを大型化…生産合理化
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大型ピックアップやSUVなどが苦戦を続けるアメリカ市場で、フォードモーターはミッドサイズピックアップトラック、フォード『レンジャー』の後継モデルを、『F150』ピックアップのプラットフォームを使った、より大型なものにする計画だという。

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この新型トラックは2009年モデルF150をベースとし、開発の現段階で「P525」の社内コードネームで呼ばれている。市販の際の名称は未定だが、レンジャーの名前を廃し、1970年代のフルサイズピックアップ『F100』を復活させる可能性が高いという。

P525の全体のサイズはF150シリーズよりは小さく、重量も軽いものとなる。パワートレインは同社の「エコブースト」V6搭載になると予想され、ホンダ『リッジライン』のような「クレバー・カーゴ・オーガニゼーション・スペース」を採用する予定。

ミッドサイズ、フルサイズというピックアップのカテゴリーをなくし、Fシリーズに統一することで生産の合理性を図るのが狙いと思われるが、業界からは「この情勢の中でミッドサイズピックアップを大型化することに意味はあるのか?」という疑問の声もきかれている。なおアォードから公式の確認はない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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