気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年6月4日付
●食糧サミット、バイオ燃料で激論(読売・6面)
●GMが4工場閉鎖へ(読売・8面)
●米企業トヨタ流改革、豊田自動織機海外で指導(朝日・10面)
●ハイブリッド業務用にも拡大、日野自・観光バスなど(毎日・8面)
●パリモーターショー、10月4日開幕、産経新聞と包括提携(産経・1面)
●青木哲・自工会会長に聞く、「車関連税は3種程度に」道路特定財源余るなら減税を(東京・8面)
●5月の新車販売低調、ガソリン高が影響か(東京・8面)
●プリウスでエコレース トヨタ、徳島で開催(東京・8面)
●結いの心:トヨタの足元(6)「お互いさま」今は昔(東京・26面)
●温暖化対策、「福田ビジョン」排出量取引を明記(日経・1面)
●ダイハツ、170販売店改装、100億円で外観統一、女性の入店促す(日経・12面)
●日産、「マイクラ」次期モデル インド生産(日経・13面)
ひとくちコメント
米ゼネラルモーターズ(GM)が小型トラックやスポーツ用多目的車(SUV)を生産する北米などの4つの工場を2010年までに閉鎖するという。きょうの日経など各紙が大きく報じている。
2011年までに50億ドル(約5200億円)のコスト削減を計画しているが、大型車工場の休止などで10億ドルの追加削減を見込む。閉鎖されるのは北米21工場のうちカナダのオシャワ工場や米オハイオ州のモレイン工場、メキシコの工場など4工場が対象。
また、日経によると、大型車ブランド「ハマー」の売却も検討、大型車事業を縮小するという。景気が減速する北米市場ではガソリン価格の急騰で低燃費の小型車の人気が高まっているが、ハイブリッドなどの低燃費車を得意とする日本車メーカーへの風当たりも一段と激しくなりそうだ。