3日、パリで開催されたFIA臨時会議にて、FIAマックス・モズレー会長が信任を受けた。モズレーが5人の娼婦とナチ・スタイルのパーティを行っている模様を納めたビデオがイギリスのタブロイド紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によって報道され、世界各国の自動車連盟からはモズレーに辞任を求める声が多く上がっていた。
しかし、投票結果はモズレーの留任を認めた賛成票が103、反対が55票。この結果を受け、モズレー会長は2009年10月まで同職を継続することが決まったわけだが、早くもFIAの良識を疑う声が各国から挙がっている。