【新聞ウォッチ】震度6強の岩手・宮城地震、被災地の工場は再開へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年6月16日付

●岩手・宮城地震、死者9人、不明13人に、倒壊旅館から3遺体(読売・1面)

●国交省局長強制捜査へ、札幌地検、河川改修官製談合の疑い(読売・1面)

●関東自動車の岩手工場など被災地の工場、再開へ(朝日・7面)

●自動車ルマン24時間、アウディが優勝、東海大リタイア(朝日・13面)

●「景気悪化」が「拡大」上回る、原燃料高「転嫁不十分」6割、社長100人アンケート(日経・1面)

●電気自動車、仏プジョーに技術供与、三菱自、新世代電池も供与(日経・1面)

●ガソリン高、米の足直撃、企業にも影響(日経・7面)

ひとくちコメント

14日午前に発生した震度6強の岩手・宮城内陸地震。その被害は、死者9人、行方不明13人、重軽傷者200人以上にのぼるという。きょうの各紙が取り上げているが、寸断された道路や土石流で倒壊した旅館などの痕跡の生々しい写真が地震の規模の大きさを物語っている。

被災地にある工場の被害も気になるが、朝日などによると、被災地の工場は再開のメドが立ち、週明けから通常生産にもどる見通しだという。例えば、トヨタ系の関東自動車工業の岩手工場は、16日からの通常操業再開を決定。揺れで生産ラインでつり下げていた車体の一部が落ちたが、「生産設備に大きな被害はなかった」という。

ただ、富士通の半導体子会社「富士通マイクロエレクトロニクス」の岩手工場では、地震の揺れで生産設備の一部が損傷。点検作業にさらに数日かけたうえで、修復や再開の具体的な日程を決めるそうだ。

《福田俊之》

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