「ストラーダポケット」には、ワンセグTV機能をはじめ、デジカメで撮影した画像が楽しめるJPEGビューワー機能といった充実したエンタメ機能が搭載されている。
ストラーダポケットのワンセグTV機能は、番組の詳細がわかる「番組表」など、地上デジタル放送ならではの便利機能も充実させている。受信可能な放送局を自動的に設定する「シーク選局」を備え、その操作は見やすくわかりやすいタッチパネル方式を採用している。画面サイズがPNDとしては最大クラスの5V型ワイドということもあって、ワンセグの映像はなかなかの迫力。さすがに12セグほどの鮮明さはないけれど、字幕は鮮明に見え、色乗りも豊かで映像からは活力が伝わってくる。
チャンネルを変えるときは、画面に軽くタッチすることで操作ボタンが表示され、これを必要に応じて操作するだけというのも使いやすさに配慮されている。受信チャンネルのプリセットとして「ホーム」「おでかけ」の2モードが用意されているので、出掛けた先でプリセット内容を変更しても、自宅付近ではいつも通りの受信チャンネルが楽しめるのだ。
加えて見逃せないのが、『おでかけストラーダ』が使える点。ユーザー専用サイトで取得したおすすめスポット情報をSDメモリーカードにダウンロードし、本体内にその情報を利用することができる。これは、収録した地図データに未収録の、オープンしたばかりの新スポットに出掛けたいときにも有効だし、季節に応じたドライブコースの設定にも役立つだろう。
「JPEGビューワー」も使ってみるとなかなか面白い。デジタルカメラで撮った画像をモニター上に映し出せ、しかもスライドショーとして自動的に画像を送って閲覧できる。気に入った画像を本機のオープニング画面として設定することも可能だ。
最後に気になる電源系について。ストラーダポケットでは、本体に充電池を内蔵していて、フル充電でナビゲーションを約4時間、ワンセグTV機能を約2時間利用することができる。単なるカーナビとしての利用だけでなく、幅広い利用方法を可能にしているのだ。
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