昭和電工、小山事業所にアルミニウム新溶解炉を導入

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昭和電工、小山事業所にアルミニウム新溶解炉を導入
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昭和電工は、小山事業所で実施してきたアルミニウム鋳造工場の近代化工事を完了し、竣工式を行った。溶解鋳造設備などの更新により、今後、より高品質のアルミニウム製品を生産するとともに、作業環境の改善や安全性の向上を図る。

小山事業所の溶解鋳造設備は、主に同社がグループ内で消費する中間製品であるビレットを製造する設備。今回、既存の溶解炉をリプレースするとともにビレット評価装置にも最新鋭設備を導入することで、さらに高度化する顧客からの品質要求に今後も対応するとしている。

今回の新鋳造設備の生産能力は年6万トンで、投資額は付帯する設備も含めて総額23億円。また、最新鋭設備による生産効率の向上などによりCO2換算で年間約1万3000tの温室効果ガスが削減できる見込み。

同社はアルミニウム事業を基盤事業と位置づけ、構造改革を進め収益性の向上を目指している。特に、レーザープリンター用シリンダーや自動車・2輪車分野向け材料、コンデンサー用高純度アルミ箔などの競争優位性を持つ事業の拡大と強化を図るとともに、高騰が続くアルミ地金に対応した価格是正を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

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