横河電機、ロシアの大手石油精製会社と戦略的パートナーに

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横河電機は、ロシアの大手石油精製会社であるガスプロム・ネフチ社と「戦略的パートナーシップ協定」を締結したと発表。

協定により、今後ガスプロム・ネフチが所有する4製油所に、横河電機の統合生産制御システムや、運転効率向上支援パッケージやイベント解析パッケージなどの操業支援ソフトウェアパッケージなどが優先的に採用される。

横河電機は、ガスプロム・ネフチが推進するTCO(トータル・コスト・オブオーナーシップ)削減プログラムに貢献する制御システムの設計、納入、サービス、運転やエンジニアリングなどに関する技術支援を提供する。

横河電機は、1993年にモスクワに駐在員事務所を開設し、ロシア市場への足がかりを作った。1997年にはYokogawa Electricを設立し本格的なビジネス展開を開始、2005年に社名をYokogawa Electric CIS社に変更し、ロシア以外のCIS諸国への事業展開も積極的に進めてきた。

2006年には今回の契約に先立ち、ロシアの石油化学・化学関係最大のグループのシブールの持ち株会社と同様の戦略的パートナーシップ契約を締結して制御システムの優先的供給を進めてきた。これらシブールとの取引を通じて、横河電機の技術力などが、ガスプロム・ネフチにも高く評価され、戦略的なパートナーシップ契約を締結することに結びついたとしている。

横河電機は、シブールと今回のガスプロム・ネフチとの戦略的パートナーシップ契約締結を弾みに、ロシアの石油・天然ガス産業におけるビジネスを拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

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