9日午後、長野県大町市内の国道147号を走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた大型トラックと衝突。トラックは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、この弾みでファストフード店の建物に飛び込む二次被害も発生した。
長野県警・大町署によると、事故が起きたのは9日の午後2時40分ごろ。大町市常盤付近の国道147号を走行していた80歳男性が運転する軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走していた大型トラックと衝突した。
トラックを運転していた44歳の男性は、逸脱してくるクルマを目視し、衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、弾みで道路左側にあるファストフード店の建物に突っ込んだ。建物の一部が損壊したが、客や従業員にケガはなかった。双方の車両の運転者は軽傷を負っている。
現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。警察では事故の原因を調べている。