11日午前、高知県いの町内の国道33号で、道路を横断していた82歳の男性が進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察ではクルマを運転していた76歳の男を現行犯逮捕している。
高知県警・いの署によると、事故が起きたのは11日の午前10時45分ごろ。いの町波川付近の国道33号で、道路を横断しようとしていた82歳の男性が進行してきた軽乗用車にはねられた。
男性は頭部を強打。近くの病院に収容されたものの、事故から約16時間後に死亡した。警察はクルマを運転していた76歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。死亡した男性は信号機の設置されていない横断歩道を渡っていたとみられており、警察ではクルマ側の前方不注視が事故の主因と推測している。