電子制御ユニットを小型化…ツェナーダイオードを開発 NECエレクトロニクス

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電子制御ユニットを小型化…ツェナーダイオードを開発 NECエレクトロニクス
電子制御ユニットを小型化…ツェナーダイオードを開発 NECエレクトロニクス 全 1 枚 拡大写真

NECエレクトロニクスは、自動車のステアリング、エンジン制御、ABSなどの電子制御ユニットに向けにツェナーダイオード44品種を製品化し、「FSシリーズ」の名称でサンプル出荷を開始した。

新製品は、電子制御ユニット内で瞬間的に発生する過大な電圧や静電気など、サージを吸収するダイオードで、2.0ボルトから120ボルトまでの電圧にそれぞれ対応する44品種類を設定した。新製品の特長は、パッケージサイズが従来品の約半分に小型化し、1ワットまでの過大な電圧に耐えられるため軽/普通乗用車の電子制御ユニットに応用できること。

新製品を採用することでユーザーである電装メーカーは、電子制御ユニットの小型化を容易に実現できるとしている。

新製品のサンプル価格は、1個30円で、今年9月から量産を開始し、量産規模としては2010年3月には月産100万個、2011年3月には月産700万個を計画している。

《レスポンス編集部》

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