日野自動車は24日、普通貨物トラックの『プロフィア』の原動機(ターボ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年4月26日 - 2006年2月7日に製作された1万1564台。
原動機の可変ノズル付過給器で可変ノズルの戻り不良により、タービン翼が過回転となり、高応力が発生して寿命が短くなっているものがあるため、タービン翼が破損して原動機が停止するおそれがある。
全車両、過給器を対策品と交換し、制御プログラムを書き換える。不具合発生件数は134件で、市場からの情報と国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。
なお、この不具合は、2006年4月13日付でリコール済みだったが、一部車両の対策が不十分で、不具合が発生したため、再対策を行うもの。