ソニーPSP用のナビソフトからスタートし、15万本を売り上げた「MAPLUSポータブルナビ」は、まもなく専用機(PND=MAPLUS E-100MP)も発売となる。
エディアでナビゲーション事業を担当する中森健豪さんは「MAPLUSはプラットホームフリーなナビゲーションであり、デバイスや地図を選ばない。PSPも、まもなく発売のE-100MPも同じラインにあるものです」と説明する。
同社では韓国メーカー(ヒュンダイ・オートネット)と共同開発した「PONTUS」というブランドのPNDもあるが、今回の新機種が「MAPLUS」となったのは「PSP版のソフトが好調で、日本では知名度もあったのでMAPLUSの名称を採用した」と語る。
PNDは海外勢が強く、いずれも低価格で、割り切り感が強いためかチープなデザインのものが多かったが、E-100MPについて中森さんは「筐体の外枠に部品価格の高いステンレスを採用したり、地図画面にもモリサワフォントを使ったり、アイコンもデザイン性の高いものにするなど、様々なところに気を配りました」という。実際、アイコンのデザインなどはこれまでのPDAには見られないほど素晴らしい。
E-100MPには声優による音声誘導のほか、ナビを活用したアプリケーションも各種用意されているが、これらについても中森さんは「有料となるが、今後増やして行く予定」と説明している。