事故時の受傷を見逃す、87歳女性が帰宅後死亡

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7月29日、秋田県由利本荘市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱、道路右側の斜面に衝突する事故が起きた。負傷者はいないとみられていたが、同乗していた87歳の女性が事故後に腰などの痛みを訴え、約3時間30分後に死亡した。

秋田県警・由利本荘署によると、事故が起きたのは7月29日の午後2時30分ごろ。由利本荘市鳥海町上笹子字倉手付近の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱、そのまま道路右側の斜面に衝突した。

クルマは中破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた87歳の女性は、事故後に腰の痛みを訴えたが、腰痛治療のために通院した帰路であり、運転していた66歳の男性は「事故による受傷なし」と判断。親類のクルマを呼んで、一足先に帰宅させたという。

ところが女性は帰宅後に容態を急変。病院に収容されたが、多発性外傷による出血性ショックが原因で事故から約3時間30分後に死亡した。事故による衝撃で肝臓が損傷したのが致命傷になったとみられる。

警察では運転していた男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞くとともに、事故の状況について詳しい調べを続けている。

《石田真一》

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