GMとフォードが提携へ

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4日付け『デトロイトニュース』によると、GMとフォードモーターが新型エンジン、パワートレインの開発を共同で行うための協議をおこなっているようだ。不調が続く米経済の中で、開発コスト削減を実現するためのまさにウルトラCだ。

提携の目玉となりそうなのは、GMが2010年に発売を予定しているプラグインハイブリッドカー、『ボルト』の技術。協議ではフォードモーターがこのプラグインハイブリッド技術へのアクセスを得る代わりに資金協力を行い、GMの巨額の開発費を援助する形が模索されているという。

ビッグ3は元々、トヨタやホンダとは違う方式の「2ウェイハイブリッド」やプラグインで日本のハイブリッド技術の優位に追いつこうという戦略で、両者が提携すればかなりのスケールメリットが生まれる。

なお今回の提携は両社とも公式には確認していない。

7月の米国内売上げで史上初めて日本車シェアが合計でトップとなり、窮状に追い込まれたビッグ3。シェアを取り戻し業績回復を実現するためには今後さらにあっと驚くような提携や売却が飛び出してきそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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