8割超「ガソリン高騰で車が負担」

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8割超「ガソリン高騰で車が負担」
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日本自動車連盟(JAF)は、自動車ユーザーが車の保有・使用にどの程度負担に感じているかを把握するため、7月に「車の使用に関する緊急アンケート調査」を実施し、その結果をまとめた。

ガソリン価格や物価が高騰する中、石油燃料を使用する漁業は、政府による支援策が議論されているが、自動車ユーザーの負担軽減については、事実上放置されている現状を受けて実施したもの。

アンケート結果、ガソリン価格の高騰や物価の上昇により、車の保有・使用について「負担に感じる」人の割合が84.1%に達し、特に全体の36.3%が「大変負担に感じる」と回答した。

この負担感は、車を複数台保有している世帯の人で負担感を感じる割合が高く、日常の足として一家に車を複数台持たざるを得ない地方の人により大きな負担になっている実態を反映した。

また、回答の中には「車の使用を控える」「燃料を節約する運転を心がける」「徒歩や自転車・バイクを利用」という車の使い方を変えた人や、「節約に努め支出を削減している」「外食を控える」「保有台数を減らした」という人もおり、影響が日常生活にまで及んでいることが明らかになった。

特に車がないと移動がままならない高齢者や地方の人では、外出することをあきらめたり、生活費を切り詰めて車にかかる費用を捻出するなど、切実な意見も寄せられたとしている。

編集部注 --- e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、6日のレギュラーガソリンの全国平均価格は177.9円/リットル、ハイオクは188.8円/リットル、軽油は159.6円/リットル。

《レスポンス編集部》

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