日産のハイブリッド…広いEV走行域

自動車 ニューモデル 新型車
日産のハイブリッド…広いEV走行域
日産のハイブリッド…広いEV走行域 全 3 枚 拡大写真
日産自動車が6日公開した自社開発によるハイブリッド車に試乗した。仕様の詳細は明らかにしていないが、2次電池にはエネルギー容量の大きいリチウムイオン電池を採用しており、モーターのみによるEV走行の領域が相当広い。

発進はEV走行から始まる。アクセルを踏み込むとエンジンがかかり、モーターは休止する。エンジンに切り替わった後、さらにアクセルを踏み込むとモーターが再起動して、身体がシートに食い込むほどの加速感が得られる。

一方で、発進時から緩やかにアクセルを踏んでいくと80 - 100km/hくらいまではモーターだけで走ることも可能という。燃費性能は同社の『ティーダ』並みとしており、10・15モードで1リットル当たり18 - 20km程度と見られる。

エンジンの動力はクラッチで機械的にモーターに連結されるので、エンジンが起動した際には、ややショックが伝わる。開発担当者は2010年度の発売までにチューニングで修正していくと話している。ハイブリッドのシステム重量は「大人の男性2人分程度」としており、150kgくらいのようだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る