ワゴン車が中央分離帯に激突、車外放出などで6人死傷

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23日朝、福岡県太宰府市内の九州自動車道上り線を走行中のワゴン車が中央分離帯に衝突する事故が起きた。乗っていた6人のうち、3人が車外に投げ出されて死傷、残る3人も打撲などの軽傷を負っている。

福岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午前7時10分ごろ。太宰府市大佐野付近の九州自動車道上り線を走行中のワゴン車が道路左側の路肩に設置されたガードロープに接触、急ハンドルを切った弾みで中央分離帯に衝突した。

クルマは大破。後部座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる3人が車外に投げ出され、27歳の女性が頚椎骨折でまもなく死亡、24歳の女性と32歳の男性が頭部を強打して意識不明の重体、運転していた21歳の男性を含む3人が打撲などの軽傷を負った。

現場は片側3車線の直線区間。警察では運転していた男性から自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞いているが、事故直後には「(事故当時のことは)よく覚えていない」などと話しており、警察では居眠り運転が事故の主因と推測している。

事故直後には、本来は意識不明の重体となっている24歳の女性が死亡…と発表されたが、これは病院に駆けつけた家族が遺体確認の際に別人(死亡した27歳女性)を自分の娘と誤認した結果だという。

《石田真一》

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