【VW ゴルフ TSIトレンドライン 解説】秀逸な新開発の7速DSG

自動車 ニューモデル 新型車
【VW ゴルフ TSIトレンドライン 解説】秀逸な新開発の7速DSG
【VW ゴルフ TSIトレンドライン 解説】秀逸な新開発の7速DSG 全 5 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン『ゴルフ』に設定されたベーシックモデル「TSIトレンドライン」には、ほかのゴルフに搭載されている6速DSGではなく新開発の7速DSGが採用されている。

【画像全5枚】

この7速DSGは、ふたつのクラッチを交互に切り替えながら変速するシステムは6速DSGと共通。6速DSGは湿式多版クラッチを採用していたのに対し、7足DSGでは乾式のクラッチが採用されるなど、大幅に異なるメカニズムを採用している。

VWジャパンマーケティング統括部の山崎信雄さんは「トレンドラインの7速DSGはトルク容量の少ないエンジン向けに新開発されたものです。7速とすることで、1速を約20%ローギアに振り、7速は約8%もハイギアの設定とすることができました」

「その結果、発進時はクラッチミートのショックが少ないスムーズな走り出しが可能となり、クラッチの負担が軽減するために車両の寿命に相当する耐久性を実現しました」

「乾式クラッチを採用したことでオイルの使用量が減少し、オイルクーラーなどを廃止したことで、DGS自体のコンパクト化に成功しています。その結果DSGの重量は23kgもの軽量化に成功し、約70kgまで軽くすることができました」という。

実際にゴルフに搭載された7速DSGは秀逸な走りをもたらしてくれる。発進時は非常にスムーズでその後は早め早めにシフトアップを行なってくれるので、高回転を使うことなく速度を乗せてくれる。7速で細かくギヤ比が設定されているので、変速のショックも少ない。

Dレンジで走行中は60km/h程度で7速に達しているので、確かに燃費もよさそうだ。巡航中は7速DSGが低回転を維持しているが、アクセルを踏み込めば素早く2速から3速飛ばしのキックダウンを行なってくれるので、中間加速のレスポンスも鋭い。

Sモードを選べば高回転を維持してくれるので、自動変速で軽快な走りを楽しめるし、ティプトロニックのマニュアルモードを使えば、小気味よいシフトワークでエントリーモデルとは思えぬスポーティな走りを見せてくれる。この新開発の7速DSGは従来の6速DSGよりもスグレモノだ。

《岡島裕二》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  2. ゴードン・マレー『S1』発表、V12自然吸気690馬力を6速MTで操る…世界64台限定
  3. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. 「すごいの作ったな」ケン・オクヤマの最新作『Kode89』にSNS驚愕! あのフェラーリとの共通点も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. 東京ミッドタウン八重洲で配送ロボット4台の本格運用を開始
ランキングをもっと見る