土砂崩れに乗り上げ、歩道に突っ込む

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8月30日早朝、岩手県軽米町内の国道340号を走行していた普通トラックがスリップして横転。滑走しながら歩道に乗り上げ、73歳の女性をはねた。女性はまもなく死亡。豪雨による土砂崩れが事故の間接的な原因とみられている。

岩手県警・二戸署によると、事故が起きたのは8月30日の午前5時45分ごろ。軽米町高家付近の国道340号を走行していた普通トラックが崩れた土砂に乗り上げて横転。そのまま滑走し、近くの歩道に突っ込んだ。

トラックは歩道にいた73歳の女性を直撃。女性は近くの病院に収容されたが、外傷性ショックなどが原因でまもなく死亡した。警察ではトラックを運転していた23歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線。現場付近は前夜から記録的な豪雨に見舞われ、長さ約80mに渡って土砂崩れが発生。1車線を埋める状態になっていた。トラックは崩れた土砂を回避しようとしたが、斜面から流れ出る水の流れが速い部分でハンドルを取られ、これが原因で横転に至ったものと推測されている。

死亡した女性は現場近くに住んでおり、当時は土砂の撤去作業を見物していたという。

《石田真一》

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