【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】Aクラスとのすみ分けは?

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【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】Aクラスとのすみ分けは?
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メルセデスベンツの『Aクラス』と『Bクラス』が、2車種揃ってマイナーチェンジを実施した。この2車は、マイナーチェンジ前まではエンジンラインナップが共通だったため、Bクラスの登場以降はAクラスの購買層がBクラスを選ぶことが多くなっていたようだ。

メルセデスベンツ日本商品企画部の緒方路恵さんは「メルセデスベンツ日本における現在のAクラスの販売台数はBクラスの半分程度に落ち着いています。Bクラス登場以降はAクラスの上級グレードの販売が鈍化しておりましたので、今回からはAクラスは1.7リットル車に絞りました」とコメント。

さらに今回のマイナーチェンジでは「A170」の価格が12万円高くなり、逆に「B170」は2万円安くなったので、その価格差は30万円まで縮まってしまった。こうなると、さらにBクラスの人気が高まるに違いない。

ただし、Aクラスは、Bクラスよりも全長で410mmも短く、ホイールベースが短いので最小回転半径も5.3mと、Bクラスよりも0.3mも短いので取り回しも楽だ。大きいほうが何かと便利な面も多いが、キュッと引き締まったスタイリングや機動性のよさなど、Aクラスには独自の魅力もたくさんある。

初めてメルセデスを買うような人ならBクラスが最適だが、ダウンサイジングする人やセカンドカーとして使う人ならAクラスのほうがマッチするシチュエーションも多いだろう。Bクラスの広さや使い勝手の良さも魅力的だが、Aクラスのコンパクトさに価値を見出せる人なら、迷わずAクラスを選べばよい。

《岡島裕二》

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