クレハ、新中期計画を策定…HEV素材などに投資

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クレハは、2008年度を初年度とし2012年度までの5か年の新中期経営計画「中期経営計画GROW GLOBALLY」(中計GG)を策定した。太陽光発電用部材の炭素繊維、ハイブリッドカー用素材の炭素材料、フッ化ビニリデン樹脂などに注力する。

中期計画では、2012年度までの5年間に設備投資850億円、研究開発投資350億円を計画。数値目標として2012年度に売上高2100億円、営業利益250億円を目指す。

新しい中期経営計画では、CSR(企業の社会的責任)の考え方に基づいた事業運営を展開する。現在、最終年度が進行中の「中期経営計画Big Jump」の反省を踏まえた新しい経営ビジョンを策定した。

具体的には「地球環境や人々の暮らしに有益なソリューションの提供(環境的・社会的価値)」、「持続的成長をもたらす改革と事業拡大による経済的価値の向上(経済的・社会的価値)」、「成長の原動力となる人財の育成・確保およびコンプライアンスと安全を重視した企業体質の確立(社会組織的価値)」の3点を重視する。

《レスポンス編集部》

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