【プジョー 308SW 試乗】トーストみたいなカタチに飽きた…西川淳

試乗記 国産車
【プジョー 308SW 試乗】トーストみたいなカタチに飽きた…西川淳
【プジョー 308SW 試乗】トーストみたいなカタチに飽きた…西川淳 全 5 枚 拡大写真

最新のプジョーラインナップでは、『207』や『407』、そしてこの『308』でも、「SW」を選んで正解だとボクは思っている。ユーティリティの高さもさることながら、いずれもベースモデルより走りにしなやかさがあって、“プジョーに乗っているなあ”といっそう感じさせてくれるからだ。

308SWの凄いところは、ほとんどハッチバックにしか見えないカタチでありながら、ちゃんと7人乗りとして使える点。そろそろトーストみたいなカタチのミニバンに飽きてきたという方にオススメしたい。ボク自身、パーソナルな用事で多人数乗車はここ数年無かったから、SWを選ぶ必然性など全くないのだけれど、それでも308シリーズの中から1台選べと言われればSWを選んでしまうような気がする。

ミニバンっぽく見えないし、乗ってもハッチバックほど軽快ではないにせよ、フィール的には同等だ。これで、古くさいオートマチックのフィールだけ何とかなればもっと強くプッシュできるのだけど……。

そうそう、SWを勧める理由がもうひとつ。リアセクションにボリュームのあった方が、でかい顎顔とのバランスも良く、収まりがいい。嫌いじゃないし、個性的であることはいいことけど、やっぱり今プジョー顔は強烈過ぎるからねぇ〜。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

西川淳|自動車ライター
昭和40年生まれ、奈良県出身。スーパーカーをこよなく愛し、イタリア車に大いにはまりながらも、高性能ドイツ車を尊敬してやまず、新旧日本車もカワイクて仕方がない。三国同盟的浪花節クルマおたく。

《西川淳》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  3. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  4. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  5. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  6. 日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
ランキングをもっと見る