三菱レイヨン、インドネシアの紡績事業から撤退

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三菱レイヨンは、インドネシアでの紡績事業から撤退すると発表した。撤退に伴って約43億円の特別損失を計上する見通し。

同社はインドネシアの紡績会社P.T.VONEXインドネシアの保有全株式をインドネシアの実業家CHOI.WIJAYA氏に売却する。

紡績事業はアクリル繊維の原料コスト上昇とそれに伴う世界的な需要減退で事業環境が急速に悪化している。VONEX社も業績が悪化。生産規模縮小やコスト低減、販売先の厳選など進めてきたが、収益改善が見通せないため、三菱レイヨンは撤退することを決めた。

経営権の譲渡は2009年1月の予定。

インドネシア紡績事業撤退に伴う転結業績見通しの影響については現在、精査中としている。

《レスポンス編集部》

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