事件の容疑車両から証拠品を奪取

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9月27日未明、愛知県名古屋市中区内の国道41号で、当て逃げ事故の容疑車両として押収した乗用車を運んでいたレッカー車が外国人風の男から強制的に抑止され、容疑車両内にあった金品を奪われる事件が起きた。クルマは薬物犯罪に関わった可能性が高く、警察では関係者が奪還を図ったものとみている。

愛知県警・中署によると、発端となる事故が起きたのは9月26日の午後10時25分ごろ。名古屋市中区新栄町3丁目付近の国道41号で、交差点を直進していた乗用車と、対向車線側から強引に右折してきた乗用車が衝突。右折してきた車両はそのまま逃走し、運転していた男は約150m離れた場所でクルマを放置、そのまま徒歩で逃走した。

同署が放置されたクルマの車内を調べたところ、注射器や20万円程度の現金、そして別のクルマから盗難したとみられるナンバープレートが残されていたことから、警察では薬物犯罪に関わった人物が運転していた可能性が高いと判断し、車両の押収を決めた。

クルマは同署に向けてレッカー車で運搬されていたが、27日の午前0時30分ごろ、名古屋市中区新栄1丁目付近で外国人風の男4人が進路を妨害するなどして強制抑止。クルマに残されていた金品を奪取していたことが後に判明している。

レッカー車は単独で走行しており、パトカーなどで周囲を警戒することは無かった。また、残留物は後の検証を行うため、そのまま車内に残している状態だった。警察では逃走した4人組の行方を追っている。

《石田真一》

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