【パリモーターショー08】ルノー カングー にオープン出現!?

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【パリモーターショー08】ルノー カングー にオープン出現!?
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ルノーは10月2日、パリモーターショーで『カングー』ベースのコンセプトカー、『be bop』(ビーバップ)を披露した。後席頭上をオープンにできるスライディングルーフを装備。全長も2代目カングーよりもコンパクトにして、都市部での取り回し性向上を狙ったモデルだ。

ルノーは2007年9月のフランクフルトモーターショーでカングーの全長をショート化したコンセプトカー、『カングーコンパクト』を発表。今回のビーバップはその市販版に位置づけられる。

ビーバップの特徴は後席のルーフに採用したスライディングルーフ。インパネのスイッチ操作で開閉できる。さらに、テールゲートの窓ガラスも昇降式とした。この2つをスライドさせれば、後席乗員は抜群の開放感が得られる。また、前席にはガラスルーフを装備している。

スライディングルーフだけがビーバップの特徴ではない。欧州では2007年秋に発売された2代目カングーに対して、全長を短くしている点も見逃せない。ボディサイズは全長3871×全幅1829×全高1835mm。カングーよりも全長は342mm、ホイールベースは384mmも短い。その分、取り回し性に優れ、最小回転半径は4.85mに抑えられた。

オレンジとグレーのツートンボディカラーは『カングーコンパクト』と同様のイメージ。ボディカラーはすべてグレーを基本にしたツートンとなる。エンジンはガソリンが最大出力105psの1.6リットル直4。ディーゼルは最大出力85psと105psの1.5リットル直4だ。

ルノーからビーバップの市販に関するアナウンスはないが、スライディングルーフ未装備のショート版は欧州で発売される可能性が高い。2代目カングーは日本に2009年上陸予定だが、現行よりもボディがひと回り大きくなっているだけに、ショート版の導入も検討してほしいところだ。

《森脇稔》

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