ホンダの米国新車販売は20.9%減…9月実績

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ホンダの米国新車販売は20.9%減…9月実績
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米国ホンダは10月1日、9月の新車セールス結果を明らかにした。総販売台数は9万6626台で、前年同月比は20.9%減。3か月連続のマイナスとなった。前年実績を上回ったのは、『フィット』『シビックハイブリッド』の2車だけだった。

フィットは8月26日に新型を全米投入。先代とほぼ同じ1万4550ドル(約150万円)にベース価格を据え置いたのと、小型車シフトの効果で48.7%増の6515台を販売。良好なスタートを切った。

シビックハイブリッドは0.6%増の2020台。8月19日にマイナーチェンジを施した2009年モデルを発表しており、10月以降はさらなる販売台数の上乗せが期待できる。

しかし、ベストセラーセダンの『アコード』は33.5%減の2万2371台、『シビック』は13.7%減の1万9557台、北米専用大型ミニバンの『オデッセイ』は31.8%減の1万0783台、『CR-V』は16.1fi減の1万5928台と失速した。

アキュラブランドでは、新型投入を控えた『TL』が27.3%減の3017台だったのをはじめ、かつて日本にも導入された『MDX』が26%減の3669台、小型プレミアムセダンの『TSX』が13.2%減の2144台と元気がなかった。

米国ホンダの2008年1 - 9月実績は前年同期比1.1%減の118万0583台。同社のディックコリバー副社長は「9月の新車販売は金融危機の影響をもろに受けた。景気の劇的改善は見られないだろう」と悲観的な見方を示している。

《森脇稔》

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