東洋ゴム、低燃費スタッドレスタイヤの公開テスト実施

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東洋ゴム、低燃費スタッドレスタイヤの公開テスト実施
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東洋ゴム工業のタイヤ販売会社であるトーヨータイヤジャパンは、本格的なスノーシーズンを前に、仙台市と岡山県で低燃費スタッドレスタイヤ『M966 ZEROSYS』による公開燃費テストを実施した。

仙台市では9月12日に仙台東部道路の仙台東IC - 岩沼ICの間の16kmで、岡山県では10月8日に中国自動車道の落合IC - 院庄ICの間の16kmで、汎用品スタッドレスタイヤと、低燃費スタッドレスタイヤでそれぞれ往復し、使用した燃料の量を比較した。

テストの結果、低燃費スタッドレスタイヤM966 ZEROSYSは、汎用スタッドレスタイヤより仙台市のテストで15%、岡山県のテストでは10%燃費が向上していることが実証されたとしている。

スタッドレスタイヤは、冬性能が高いものの、燃費が悪いのが課題だった。同社は2005年に国産メーカーとしては初めて低燃費スタッドレスタイヤM966 ZEROSYSを東北地区限定で発売し、翌年には全国で発売するとともに、順次サイズの拡大をすすめてきた。

低燃費スタッドレスタイヤM966 ZEROSYSは、雪道での安全走行を確保するだけでなく、燃料費用が高騰している中で、燃費節減が図れると期待されている。

東洋ゴム、トーヨータイヤジャパンは今後、こうした活動を通じ、事業者などに燃費節減を提案していくとともに、CO2削減につながる環境への取り組みを積極的に取り組んでいくとしている。

《レスポンス編集部》

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