音や香りが揺らぐ…レクサス青山ショールームの空間デザイン

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音や香りが揺らぐ…レクサス青山ショールームの空間デザイン
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和のテイストを盛り込む

施設の外観は“3面のガラス張り”を採用。青山通りに面した正面は、通常の建物の3階建てに匹敵する吹き抜けとなったギャラリーにコンセプトカーを展示、さらに世界のレクサスのカタログに触れるコーナー、そしてオブジェから構成される。ビルをくぐるように奥手に伸びるアプローチ路に面した側面は3台分のショーケースとなる、レクサス青山のガラス面が続く。そしてもう一面(青山通りとは反対側)にはサービスの入り口とガラス張りの納車ルームが存在する。スペースはコンパクトながら、他のレクサス店同様に、展示車の奥には商談コーナーやサービス等の待機場所となるラウンジが整う。

「多様なトレンドやライフスタイルが息づく青山地区という雰囲気を考慮して、単なるクルマのショールームや販売店頭にはしたくなかった。といってサインや案内をしなくても、来場者が自然にレクサスの世界や空間に親しめる環境に配慮した」と語るのが、空間デザインを担当した建築家の棟尾聡。

全国の美術館や博物館などの設計や監理に携わってきた経験による、“和”のテイストを盛り込んだとのこと。それだけにレクサスの本物感を表現する、輸入天然石材(花崗岩とライムストーンの併せ)を採用するとともに、ギャラリーエリアや商談コーナーにはコミュニケーションを促す気持ちをこめた、木のぬくもりや和みを表現するスペースが備わっている。

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《浜田拓郎》

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