【新聞ウォッチ】トヨタは北米営業赤字、ソニーは営業益58%減

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【新聞ウォッチ】トヨタは北米営業赤字、ソニーは営業益58%減
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年10月24日付

●ソニー大幅減益予想、リストラ検討も(読売・10面)

●株安・円高、国内メーカー減産拡大、車や鉄鋼雇用悪化懸念(読売・11面)

●消費増税検討を指示、首相「景気回復後に」追加経済対策(朝日・1面)

●ダイムラー8割超減益、前期比(朝日・13面)

●現代自動車は営業益7割減、前年同期比(朝日・13面)

●トヨタ北米、営業赤字、実質ベース 80年代以降で初、9月中間期(毎日・1面)

●ポトマック通信:自動車の街に吹く風(産経・7面)

●小さくなってもリムジンの風格、光岡自動車発表(産経・8面)

●ホンダ、環境戦略着々、太陽電池「公共・産業用」参入(産経・11面)

●高速道路料金、ETC有無で不公平感(東京・8面)

●クライスラー、工場閉鎖前倒し(日経・11面)

●GMが事務職追加削減へ 米紙報道(日経・11面)

ひとくちコメント

日本を代表するトヨタ自動車とソニーだが、世界的な金融危機の影響が両社の企業業績にも具体的な数字となってあらわれてきた。

きょうの毎日によると、トヨタ自動車の08年9月中間連結決算で、主力の北米事業が実質ベースで営業赤字に転落。トヨタの北米事業が実質赤字に陥るのは、米GMとの合弁生産を開始し、米国市場に本格参入した80年代以降で初めてだそうである。

一方、ソニーは09年3月期連結決算の予想を下方修正すると発表。東京と日経が1面で報じたほか、各紙も経済面で大きく取り上げている。ソニーは本業のもうけを示す営業利益を従来予想の4700億円から58%減の2000億円に大幅に引き下げた。株安に加え急激な円高が収益を圧迫、景気減速や競争激化で液晶テレビやデジタルカメラの市場環境が予想より悪化したためで「ソニー3つの誤算」(日経)となった。

来週は28日のホンダをはじめ、自動車各社の中間決算発表が目白押し。連日「減益」「下方修正」の見出しが紙面を飾ることになりそうだ。

《福田俊之》

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