車上荒らしの常習者が高級車を敬遠した理由

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埼玉県警は23日、今年5月に埼玉県深谷市内の駐車場で車上荒らしを行ったとして、別の窃盗容疑で逮捕・起訴されている29歳と27歳の男を追送検した。逮捕時に余罪として供述していたもので、今回が601件目の確認となった。

埼玉県警・捜査3課によると、この2人は今年5月13日夜、深谷市袋山付近にある月極駐車場に進入。駐車中のクルマ2台のガラスを破壊し、カーステレオや音楽CDなど約5万3000円相当の物品を盗んだ疑い。

2人は同様の犯罪を繰り返し行い、別の窃盗容疑で逮捕・起訴されているが、これまでに埼玉など3都県での犯行を自供。今回の事件を合わせて601件への関与が明らかになった。一度の侵入で効率良く狙えるよう、10台から20台の複数台が止められる大型の駐車場を狙っていたという。

高級乗用車は狙わず、軽乗用車や小型乗用車をターゲットとしていたが、これについて2人は「高級車はヤクザが乗っているかもしれず、犯行を発見されたときに報復の可能性があるため、最初から狙わなかった」、「女性が乗っていそうなクルマを狙った」などと供述しているという。

《石田真一》

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