新日鉄、ポスコのベトナム冷延ミルへの資本参加を検討

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新日本製鐵と韓国のポスコは、戦略的提携の深化・拡大施策として、ポスコがベトナムに建設中の新冷延ミルに新日鉄が資本参画することで具体的な内容について共同検討することで合意した。

新日鉄とポスコは2000年8月、株式の相互保有を含めた戦略的提携契約を締結して以降、各部門で積極的に戦略的提携を推進してきた。2006年10月には、両社で550億円相当の株式追加保有を含む半製品相互応援などの戦略的提携深化施策の実施について合意し、2007年10月には還元鉄の供給と乾式ダストリサイクルに関する共同事業について契約を締結し合弁会社を設立した。

ポスコが建設中のベトナム新冷延ミルは、冷延を年産120万t、連続焼鈍70万tの設備を設ける計画で、2009年9月に稼動する見通し。総投資額は約528億円。新日鉄は10 - 20%程度出資する方向でポスコと協議する。

両社はすでにタイで冷延鋼板ミルの合弁事業を展開している。

《レスポンス編集部》

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