アルパイン中間決算…減収減益 自動車販売不振や為替差損で

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アルパインが発表した2008年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比81.1%減の10億1800万円と大幅減益となった。為替差損が大きく影響した。

売上高は同5.2%減の1239億9900万円と減収だった。ミニバン向け高音質スピーカーや大画面・高画質モニターなどは順調だったが、市販市場の低迷による価格競争の激化、自動車メーカー向けCDプレーヤーの受注減少、ナビゲーション販売の低迷などが影響した。
 
経常利益は同42.2%減の32億円、当期純利益が同23.1%減の22億9800万円だった。
 
通期業績見通しは、売上高が2600億円から2350億円に下方修正した。米国をはじめとする自動車販売台数の減少で主力自動車メーカー向けの販売が予想を下回る見込みとなったため。
 
売上げ減に加えて、為替差損も影響し、営業利益は前回予想よりも50億円マイナスで収支トントンとなる見通しで、経常利益は15億円マイナスの60億円と予想。最終利益は35億円を予想していたが30億円に修正した。

《レスポンス編集部》

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