いすゞの細井社長…アライアンスは必要

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞの細井社長…アライアンスは必要
いすゞの細井社長…アライアンスは必要 全 1 枚 拡大写真

いすゞ自動車は5日、2008年度第2四半期決算説明会を行った。その席上、細井行社長は一般論と前置きしながら「アライアンスは必要」と強調した。

現在、環境、省燃費、代替エネルギーに対するニーズは強く、それに対応して、ディーゼル、燃料電池、電気、ハイブリッドとクルマの開発が進んでいる。しかし細井社長は、一企業がそれらのクルマをすべて市場で受け入れられる価格で提供できるところはないと考えている。

そのため、得意の分野を持っているところと連携する必要があるというわけだ。「いすゞはアライアンスについて、すべての企業に門戸を開いている」と細井社長。いすゞの得意分野はディーゼルエンジンである。

金融危機によって、自動車業界は需要の低迷で減産を余儀なくされるなど厳しい状況に立たされている。しかし、環境への対応は待ったなしで迫られており、今後、環境を巡ってアライアンスが一段と加速する可能性が高い。いすゞはそんな中、ディーゼルエンジンで主役の座に立とうと狙っている。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  3. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る