【COTY 選考コメント】ふさわしいのは2車種だけ…ボブ・スリーヴァ

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【COTY 選考コメント】ふさわしいのは2車種だけ…ボブ・スリーヴァ
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僕に言わせると、今年、日本市場に出た41車種の中でカー・オブ・ザ・イヤーに相応しいクルマは2車種しかない。2車種とも日本車で、トヨタ『iQ』と日産『GT-R』。

いずれも日本ののモノ作りの強さの証拠である。一番高く評価したのはiQだ。GT-Rはモノとして負けてないけどiQの方が時代に合っている。

GT-Rは、今年の一番優れているエクステリアデザインだ。これより日本らしいデザインはない。国内ではあまり評価されてないが海外ではGT-Rフィーバーになっている。

iQもデザインのレベルが非常に高い。すごく気合いが入っていると感じられる。クルマに興味のない人たちにもiQが注目された。クルマ業界全体としてはいいこと。

残った39台のなかでフィアット『500』、シトロエン『C5』とアウディ『A4』に点数を入れた。

ボブ・スリーヴァ│モータージャーナリスト
米国マサチューセッツ生まれ、1983年に来日。日本と海外の企業にデザインと世界のマーケット分析を提供、多数の内外メディアに執筆。現在、日本最大級の工業デザイン会社『コボデザイン』のアドバンス・デザイン・ディレクター。1994年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。著書に『レクサスが一番になった理由』、『ブランドデザインが会社を救う!』(いずれも小学館)。

《ボブ・スリーヴァ》

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