オフシーズン最初のテストがバルセロナで実施され、10チームが出そろい、2009年に向けての本格テストをスタートさせた。
ほとんどのチームが来年から復活するスリックタイヤと溝付きタイヤの両方をテストする中、BMWザウバーとウィリアムズは2009年型フロント&リヤウイングを早くも投入していた。
テスト初日で最も走り込んだのはスクーデリア・トロロッソ。ドライバー候補の佐藤琢磨とセバスチャン・ブエミが参加し、それぞれ121周、117周と周回数でダントツのトップ。タイムも佐藤琢磨が一人だけ1分20秒台という好タイムをマーク。ブエミも2番手タイムを記録するなど、激しいシート争いが窺える結果となった。