GSユアサ、架空取引事件で東証と大証に改善報告書を提出

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ジー・エス・ユアサ・コーポレーションは、子会社が架空売上げを計上して過去の決算を修正したことに対して、東京証券取引所と大阪証券取引所に改善報告書を提出した。

同社では、子会社の架空取引について、外部調査委員会が中心となって調査した結果、子会社GSユアサ・ライティング千葉営業所の元所長が取引先などに指示していたもので、他の役員や元所長以外の従業員に架空取引に主導的な関与は認められなかったとして、元所長が営業所の成績を上げるために犯した個人的な不法行為としている。また、元所長は架空取引に関わった取引先の社長から多額の現金を借り入れていたことも判明した。
 
2005年3月期から2008年9月中間期まで架空売上げの累計額は320億円で、連結純利益への影響は70億円だった。
 
GS・ユアサ・コーポレーションは再発防止のため、グループによるコンプライアンス意識の改革、連結子会社を対象とした内部監査の充実、子会社の規定・マニュアルの整備・運用改善などを徹底するとしている。

《レスポンス編集部》

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