豊田通商、和光物産を買収…レアアース資源確保

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豊田通商は、レアアース資源の安定確保を目指して、レアアースの専門商社である和光物産を買収すると発表した。
 
豊田通商は和光物産の全株式を取得し、社名を「豊通レアアース」に変更する。1日付けで、金属資源部を新設し、レアアースを含む希少金属の安定供給に本格的に取り組む。
 
ハイブリッド車や携帯電話などの普及により、レアアースの需要が激増している一方で、現在世界で操業中のレアアース鉱山の90%を中国が占めており、供給先が限られているため、中国以外の供給ソースの確保が緊急の課題となっている。
 
豊田通商は、レアアースの専門商社として50年以上の歴史と実績のある和光物産を買収することで、インド産レアアースの商権・販売チャンネルを譲り受け、非自動車分野への販売を含めた取引先への安定した供給体制を整えていく方針だ。
 
豊田通商は、レアアース以外にも、自動車を中心としたハイテク産業に欠かせない希少金属の安定供給に着実かつ迅速に対応していくため、金属本部内に新たに金属資源部を設立し、情報収集力、事業化推進機能を強化する。

《レスポンス編集部》

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