豊田通商とトヨタL&F中部、タイにフォークリフト販売会社を設立

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豊田通商は、トヨタL&F中部と合弁で、タイにフォークリフト専門販売会社「トヨタツウショウフォークリフトタイランド」(TTFL)を設立することで合意した。TTFLは、年内に設立し、2009年4月から本格的に営業を開始する予定。

豊田通商がフォークリフト事業で日本企業と海外合弁事業を展開するのは今回が初めて。資本金は3億7000万バーツ(約10億円)で、豊田通商グループが90%、トヨタL&F中部が10%出資する。従業員数は約240人の予定。

豊田通商のタイにおけるフォークリフト事業は、現地法人を通じて1957年に開始し、創業以来タイの高度成長とともに成長してきた。今回の合弁会社設立で、フォークリフト事業に特化し、販売店に適した経営管理体制を構築することで、販売の拡大と顧客への一層のサービスの充実を図る。

また、L&F中部が日本国内で培った営業、サービスのノウハウをタイで応用することで、豊田通商のフォークリフト事業のモデル店とすることを目指す。

タイのフォークリフト市場では、ユーザーの約75%が日系メーカーの製品を使用している。また、日本タイ経済連携協定締結により、2010年までにフォークリフトの関税が撤廃されることから、今後も需要は堅調に推移することが見込まれると、している。

《レスポンス編集部》

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