気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年1月20日付
●トヨタ、期間工ゼロに、今夏にも3000人追加削減(読売・1面)
●トヨタレクサス新型SUV発売(朝日・11面)
●マツダ幹部 給与最大で10%減額(毎日・10面)
●三菱自労組ベア要求見送り(産経・8面)
●ETCアジア売り込み、ミッション派遣政府が全面支援(産経・9面)
●三菱自工場、来月稼働最短7日間に(東京・1面)
●豊田章一郎氏退任へトヨタ取締役、奥田氏も(東京・6面)
●オバマ米大統領きょう正式就任(日経・1面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車が、非正規雇用の期間従業員を今夏にもゼロにする方向で調整に入ったという。きょうの読売が1面トップで報じている。
記事によると、トヨタは08年末時点で4500人いた期間従業員を09年3月末までに3000人に減らす計画を打ち出しているが、もう一段の削減で生産現場の余剰人員の解消を目指すというもの。
国内の大手自動車メーカーでは、ホンダや日産自動車などでも期間従業員の契約を更新しない方針を打ち出しており、この先も世界的な新車販売不振に歯止めがかからなければ、期間従業員ばかりでなく正社員にまで手を付けざるを得なくなる可能性もある。