丸順、創業以来初の単体最終赤字

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダ系プレス・金型メーカーの丸順は08年度の単体最終損益が3億円の赤字になると発表した。自動車メーカーの大幅な減産や鉄スクラップ価格の大幅な下落が重なり、1952年の創業以来、初の赤字に転落する。

単体売上高は260億円と従来予想に比べ増加幅が縮小するものの、前年度に比べ11%の増収を確保する。損益は営業・経常ともに従来の黒字予想から赤字に下方修正した。最終損益は従来2億5千万円の黒字を予想していた。連結業績見通しも売上高・利益ともに下方修正した。

同社はホンダのコンパクトカー向けの骨格部品を主力としており、年度の前半までは堅調な小型車の売れ行きに支えられ、業績見通しも底堅く推移するとの予想だった。昨秋以降の世界同時不況により、生産量の減少・円高・鉄スクラップ価格の下落により業績が悪化する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 585万円で発売の軽キャンピングカーに注目…7月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る