【新聞ウォッチ】任天堂が絶好調、自動車業界には痛手?

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年1月30日付

●東芝、2800億円赤字、正社員、ワークシェア導入へ(読売・2面)

●新日鉄41%減産、1 - 3月期初の赤字転落へ(読売・8面)

●フォード赤字1.3兆円(読売・9面)

●日本板硝子5800人削減、クラリオン3000人減(朝日・13面)

●遠回り、病院搬送17分遅れ、東京消防庁、カーナビミス、女性死亡(朝日・31面)

●任天堂5300億円黒字、営業利益下方修正も過去最高、3月期予想(毎日・2面)

●核心:トヨタ労組重圧春闘(東京・3面)

●トヨタ、営業赤字4000億円、今期見通し再び下振れ、初の最終赤字に転落(日経・1面)

ひとくちコメント

出口の見えない世界景気減速の逆風下の中で、ゲームソフト大手の任天堂が快進撃を続けている。同社によると、2009年3月期の連結営業利益が前期比9%増の5300億円になる見通しという。

欧米を中心に据え置き型ゲーム機『Wii』(ウィー)や携帯型ゲーム機『ニンテンドーDS』が絶好調。円高の影響で従来予想(6300億円)は下方修正したものの、売上高とともに、営業利益も過去最高を更新する。

きょうの各紙にはトヨタ自動車をはじめ、新日鉄、東芝など日本を代表する製造業が軒並み赤字に転落する見通しと報じているが、「任天堂5300億円黒字」(毎日)、「ゲーム機は不況知らず」(東京)の見出しが目を引く。

ゲーム機が売れているというのは、休日でも外出しない“巣ごもり族”が増加していることを裏付けており、アウトドアの代表格である新車の販売不振とも無縁ではなさそうだ。

《福田俊之》

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