【シカゴモーターショー09】V6搭載の北米版 アコード 登場

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【シカゴモーターショー09】V6搭載の北米版 アコード 登場
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11日、アキュラは日欧仕様のホンダ『アコード』にあたるアキュラ『TSX』のV6エンジン搭載モデル「TSX-V6」をシカゴオートショー(シカゴモーターショー)で発表した。

北米アキュラのエントリーモデルとして4気筒モデルのTSXは既に発売されているが、V6エンジンを搭載するTSX-V6は今夏ラインナップに追加される。搭載されるV6エンジンは北米仕様のアコードや『インスパイア』等に採用されたiVTECではなく、アキュラ『TL』のFFモデルに搭載されている3.5リットルVTECで、280hpの馬力を誇る。

駆動方式はFFのみで、ステアリングのパドルシフターでマニュアルシフトも可能な「シーケンシャル・スポーツシフトAT」が組み合わせられる。ハイパワー化と重量増加に伴い、サスペンションのリチューンも施されている、

エクステリアでの4気筒モデルとの相違点は、インチアップされた5本スポークの18インチホイールとトランクリッドに付けられた「V6」のエンブレムのみ。

なおV6モデルはアメリカ、カナダ、メキシコの北米専用で、国内仕様のアコードにV6エンジンを搭載する予定はないとのことだ。

価格は発表されていないが、4気筒のTSXとTLの中間あたりに落ち着くもよう。TSXの開発時点でV6モデルも計画に含まれており、当初よりタイミングを遅らせての登場が予定されていたが、4気筒モデルがお披露目された昨年春とは市場状況が大きく異なり、一旦高騰したガソリン価格も沈静化。高燃費のみを追求するのでなく、パワフルなモデルを求め始めたユーザーの声に応えるという意味で、絶妙なタイミングでの発表となったようだ。

《ケニー中嶋》

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