ヤマハ12月期決算…二輪車・マリン・特機と不振で減収減益

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機が発表した2008年12月期の連結業績は、売上高が1兆6039億円、前年同期比8.7%減、営業利益が484億円、同61.9%減と、減収減益となった。

二輪車事業は欧米などの先進国での販売が減少したが、10 - 12月期以降、減少幅が拡大した。また、7-9月期まで堅調だった東南アジアや中南米地域も10 - 12月期以降の販売が減速し、その結果二輪車事業全体の売上高は同2.6%減となった。マリン事業は米国での船外機、ウォータービークルの販売が大きく減少し同17.6%減だった。特機事業は米国での四輪バギーなどの販売が大きく減少し同19.7%減と、全事業で減収となった。
 
売上げの減少に加えて、円高の進行による為替差損、原材料価格の高騰などの影響で経常利益は同58.0%減の589億円だった。当期純利益は同97.4%減の19億円だった。
 
期末の配当は1株当たり25円50銭を定時株主総会で提案する。

《レスポンス編集部》

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