ベクタージャパン、車載ネットワーク開発ツールのインターフェイスがバージョンアップ

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ベクター・ジャパンは18日、『CANoe/MATLABインターフェイス バージョン2.1』の提供を開始した。
 
バージョン2.1では、CANoeとMATLAB/Simulink間のデータ交換が簡素化され、Simlinkモデル中のパラメーターをCANoeで直接変更できる。

同社の車載ネットワーク開発/テストのための高機能ツール『CANoeバージョン7.1』の機能の一部として提供される。
 
CANoe/MATLABインターフェイスは、機能やアプリケーションの試作品の作成、複雑なSimulinkモデルのCANoeシミュレーションへの統合、リアルタイムアプリケーションへの制御アルゴリズムの開発を行う際に、開発エンジニアが使用するSimulinkブロックセットから成り立っている。CANoeとMATLAB/Simulink間のデータ交換に使用するさまざまなパスを提供する。
 
CANoeシミュレーションとSimulinkモデルは、シグナルインターフェイスやCANoeの環境変数とシステム変数を使用して直接通信する。CANoe/MATLABインターフェイスはシグナルベースで、従来のようにCAN、LIN、FlexRayの各バスシステムにSimulinkモデルを明確に適応させる必要が無いほか、各バスシステム毎のデータ送信の違いにはCANoeが対応するため、Simulinkモデルにバス固有の情報を持たせる必要が無いのが特徴だ。

《レスポンス編集部》

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