自工会と鉄連が合理化協力で合意

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車工業会の青木哲会長は19日の定例会見で、昨年来、日本鉄鋼連盟と協議してきた鋼材に関する合理化協力策について両者が合意したと明らかにした。

合意は(1)鋼材品種の削減、(2)小ロット品の集約、(3)発注の内示時期の早期化、の3項目。鋼材品種の削減については19品目について、順次削減していく。

この3項目以外でもコイル内径や鋼板の板幅の統一化などについて協力を進めるという。鋼材の合理化策については昨年春に自工会が鉄連に呼びかけ、両団体で協議してきた。

具体的な取り組みについては自動車、鉄鋼両メーカーが個別に行う。青木会長は「自動車業界のコスト削減、鉄鋼業界の在庫削減につながるなど両業界に効果がある」と評価した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  5. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る