自工会と鉄連が合理化協力で合意

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日本自動車工業会の青木哲会長は19日の定例会見で、昨年来、日本鉄鋼連盟と協議してきた鋼材に関する合理化協力策について両者が合意したと明らかにした。

合意は(1)鋼材品種の削減、(2)小ロット品の集約、(3)発注の内示時期の早期化、の3項目。鋼材品種の削減については19品目について、順次削減していく。

この3項目以外でもコイル内径や鋼板の板幅の統一化などについて協力を進めるという。鋼材の合理化策については昨年春に自工会が鉄連に呼びかけ、両団体で協議してきた。

具体的な取り組みについては自動車、鉄鋼両メーカーが個別に行う。青木会長は「自動車業界のコスト削減、鉄鋼業界の在庫削減につながるなど両業界に効果がある」と評価した。

《池原照雄》

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